2015年ナマモノ総括

2015年 ざっくりとですが、自身の覚え書。ナマモノふりかえり。

1月
SMAP「Mr.S」ツアーオーラス in名古屋ドーム

スマコンが隔年になってから、ツアー年越ししたのは初?
オーラスは今年の年初だったんですね。すでに懐かしい・・。
今年のMステSPで「クリスマスナイト」を聞いて、じーんとしちゃったのは、去年「Mr.S」ツアークリスマス特別Ver.で聴いていたから。
コンゴのサプールのことも、Mr.S経由で初めて知りました。相変わらず、先頭走り続けてるよ、SMAPぅ。

3月
番協「スマスマスター大運動会」東京体育館

この歳になって、番協当たるなんて、思っていなかったけど、なぜか当選する予感がして。。応募して良かった!
本当にたくさんの素敵な瞬間を目撃できたんだけど、中でも一番印象的だったのは、ダンシング玉入れのチームごとの練習時間の様子
自分の仕事への取り組み方を考え直すきっかけになりました。その場のノリを取り入れるの大事!

あと、個人的には、SNSでのネタバレについて考えるきっかけにもなりました。

5月
舞台「burst!危険なふたり」パルコ劇場

とにかくチケットがとれなかった・・。友人に助けてもらって入ることができました。
しんつよだし、三谷さんだし、面白くて当然!のハードルを楽々と飛び越えてくれました。
旬な題材を扱うかと思いきや、意外にも普遍的なテーマ。
このふたりで、10年後、20年後に上演してもきっと、違った感じで面白くなるよ、と思った。
(熱海殺人事件を見よ!)

7月
番協「夏のうたまつり」代々木体育館

春のスマスマ番協当選に気を良くして応募したら、また当選!
今年は番協2回参加できました。(奇跡・・)

お席が自分的には良すぎて、実はあんまりSMAPの記憶がない・・
SMAPだぁ~って思っているうちに終わってしまったという。(え?)

本番よりも、ファミクラでの応援練習の方が記憶に鮮明です。
あのおねえさんたち凄い!仕切りといい、誘導といい、プロの仕事でした。

9月
舞台「あずみ~幕末編」新国立劇場中劇場

単純な再演ではなく、続編でした。
それでもあのテーマソングが聞こえてくるだけで、涙があふれてしまう。
ツイッターで演出の岡村俊一さんが「単純な再演をしないのは、あの明治座あずみの伝説をもう少しあたためておきたいからだ」と語っていらっしゃるのを読んで、深く頷かざるえませんでした。

いつかは「あずみ~戦国編」の再演が観たいです。

10月
舞台「No.9 不滅の旋律」赤坂ACTシアター
この記事を書くのに、自分のツイートを読み返していたら、この頃の私は様子がちとおかしい。
一緒に働いてる人の名前を失念したりしてる。あぶないなー。

この舞台を観たことで、久しぶりに自分のなかで芝居観たい欲に火がつきました。
前売券で1回、当日券で1回入りました。

11月
スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」新橋演舞場

とにかく楽しかった!としか言えない。
マンガを買ったり、グッズを買ったり、なんだかんだと散財しましたが、後悔していません。(キッパリ)
結局、通って3回も観てしまいました。
来年、大阪と博多で公演ありますが、きっと行ってしまう予感。


大ヒット舞台挨拶「グラスホッパー」新宿ピカデリー

舞台俳優というより、映画俳優と呼ばれることが多くなった斗真くん。
さらに、初日舞台はたいがい土日で、仕事が休めないため、長らくご無沙汰していた生斗真でした。

その会えなかった分の借りを返されたような良席・・・。
(スチール撮影のとき、目の前に斗真くん。斗真くん達が手に持った、巨大なボードの陰に着席した我々。)

二度とこんな角度から斗真くんのお顔を眺めることはないと思います。
神様ありがとう。寿命が延びました。


舞台「オレアナ」パルコ劇場

田中哲司さんと志田未来さんの二人芝居
テーマがいろいろと身近で、かなり身につまされながら観ました。
飽きることは全くなかったです。

それと、喫煙シーンがあることで劇場に貼り紙があったことに若干の衝撃を受けました。
どんだけ偉いの?観客は。ちょっと違うんじゃないの・・。と思ったり思わなかったり。


12月
歌舞伎「十二月大歌舞伎」歌舞伎座

日にちを違えて、昼の部と夜の部を観劇しました。
香川照之さん(歌舞伎だと市川中車さん)を観たくて行ったのですが、そのご子息の市川團子さんの逸材ぶりに驚きました。

この息子だから、がんばろうって思ったのかしら・・と、思わず勘ぐりたくなるぐらい。
あまり歌舞伎を観たことのない私ですが、陽気で明るい感じが舞台向きだなあ、と思いました。

舞台で歌舞伎俳優さんのお顔を見ると、胸に湧き上がってくるのは「ありがたい」っていう感情。
ジャニっこ用語でいうところの、類まれな瞬間を目撃した時に使う「尊い」に近い・・

中車さんは、それとは違う種類ではありましたが、確かに舞台上で輝いていました。
映画俳優としても、ドラマ俳優としても、確固とした地位がありながら、新たに挑戦したいと思う。
それほどの気持ちにさせる歌舞伎ってどんな世界なの?興味が沸いて止まらなくなりそうです。


舞台「熱海殺人事件」紀伊国屋ホール

旦那っちにとって「熱海殺人事件」は特別な作品らしく、そのオリジナルに一番近い上演を観れて大変喜んでいた。。っていうのが一番の感想。

私にとっては、30年前に初めて、夢の遊眠社の舞台「白夜の女騎士」を観た劇場で、久しぶりに来たけど、全然変わってない、っていう印象が強い。回顧かっ。

新参加の中尾明慶くん、つかさんご令嬢で宝塚OGの愛原実花さんが素晴らしかったです。
妄想キャスティングをするならば、草なぎ剛で観てみたいです。


歌舞伎「東海道四谷怪談」国立劇場

夏に上演されることの多い、四谷怪談と忠臣蔵の関わりを描いた構成になっていました。
なんというか、市川染五郎さんが、働き盛り、ということがハッキリと伝わってきました。
同世代なので、親近感を感じます。


番外編
ラジオ公開放送「SMAP POWER SPLASH」原宿アメーバスタジオ

今年度が放送開始20周年イヤーのbayfmで放送中のしんつよラジオ
もうずっと長いこと、番組に貢献していないけど、やっぱり私にとっては特別な番組です。

公開放送はオンエア日に告知されて、先着順の整理券でした。
その日は仕事で、当然整理券はゲットできなかったワケですが、原宿駅竹下口近くのスタジオは、ビルにでっかいモニターがあって、音声も流れているので、臨場感抜群でした。

慎吾は時々、整理券をもらえなかったうちらにおっきく手を振ってくれていて、相変わらず優しかった。
普段顔のしんつよが見れて幸せでした。


振り返ってみると、
ライブ1
番協2
舞台挨拶1
舞台6
歌舞伎6(スーパー歌舞伎含)

ミュージカルを1回も観なかったんだな。
あと、スマコンないとライブ行かないんだなー。
10月のワンピース歌舞伎以降、急に歌舞伎に偏ったけど、これがいつまで続くかな。年明け最初のエンタメ予定は、浅草新春歌舞伎です!

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No.9-不滅の旋律-

昨日、アクトシアターで上演中の「No.9-不滅の旋律-」ソワレを観劇しました。

事前に題材がベートーベンだと聞いたり、見たポスターのビジュアルから、シリアスなストーリーなのかと思っていましたが、
実際は、人間ベートーベンの悲哀を描いた喜悲劇でした。

前評判で聞いた通り、主人公ベートーベンと深く関わる、マリア(今回の劇作のフィクションで、実在の人物ではないそう)を演じていた、大島優子さんが良かったです。

勝ち気でありながら、慈愛に満ちた目でベートーベンを見つめる時もある、夢の中にいるような女性ですが、彼女が演じると、不思議と真実味がありました。

また、そのマリアの姉役のマイコさんの声が素晴らしくて、その声を聞いているだけで、何か、心が満たされるような気持ちになりました。

ストーリーは、意外にも(失礼!)普遍的なテーマを含んでいて。

主人公 ベートーベンは、義務感で人を愛そうとする。
そのことに気が付いているのは、恋人ヨゼフィーネとマリアだけ。

父親が上手にできなかったことを、自分はなんとしても上手くやり遂げて、父親を越えて見せたい。
ベートーベンのそんな思いが見てとれました。

彼は、女性ならば、案外誰でも良いのか、という態度をとってしまうのは、
つまりは、相手のことが好きだからではなく、自分の為に誰かを愛そうとしているからなのかも。。
そんな、ベートーベンは哀れで滑稽、だからこそ愛しい存在でした。

役者は皆、力量があり、見た目も麗しい人が揃っていて、なんのストレスもなく、物語に没頭することができました。

マリアの義兄を演じる、山中崇さんの与える清涼感
物語の狂言回し、発明家を演じる片桐仁さんの軽妙さ
ベートーベンが亡霊に悩まされる父親と、その父親にウリ二つの医師 2役を演じる、田山涼成さんの存在感

挙げればキリがありませんが、全ての役者が物語の推進力になっていました。

ただ、欲を言うならば、ベートーベンの2人の弟、ニコラウスとカスパールにもっと見せ場があっても良かったのでは、と感じました。
役者(加藤和樹さん、施鐘泰さん)良かったので、少しもったいないように思いました。


同じ役者に、同じ台詞、同じ動きを何度も当てはめるのは、演出家が役者の力量を信じて、試しているのでしょうか。

マリアの「えっ!?」の台詞のバリエーション
ニコラウスの「兄さん!」の台詞のバリエーション
ベートーベンの父の笑いながら立ち去るシーンのバリエーション
ベートーベンがピアノの鍵盤に拳を叩きつけるシーンのバリエーション

それは、何度も何度も繰り返し現れるので、音楽的な効果を意識しているのかしら、と考えながら観ていました。

吾郎さんの演技は、いつも安定感があり、観ていて危なげに感じることはありません。
やはり、今回もそうでした。むしろ、初舞台の大島優子さんに胸を貸しているように見えました。
彼女の導火線に火をつけて、その爆発力で舞台をさらに大きな成功に導こうとしている。。

越えられないと心の中で思い込んでいるものの幻におびえて、まどいながら生きる、というテーマは
普遍的で、その哀れさを、吾郎さんは、人間ベートーベンを通じて表現されていました。

苦しみ、もがいたのに、結局父親と同じ過ちを繰り返してしまう。そして物語の終盤、ベートーベンは甥カールに許してもらうことができますが、彼自身は、父親のことを許さずに終わってしまいます。
そこが、ベートーベンの人間らしいところなのかもしれません。

豪華でスケールの大きな舞台装置も見ごたえがありました。
公演期間の序盤で、まだこれから、変化を起こしそうな予感。
チケットは完売していますが、できれば、もう一度観たいです。

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ダニー・オーシャンに会うまえに

久しぶりのブログ更新です。

来週の月曜から、いよいよシアターオーブで香取慎吾主演の「オーシャンズ11」が開幕します。

慎吾にとっては、単独主演ではにせ皿、TLSに続く3作目の舞台作品、ということになるでしょうか。

原作あり、しかも、すでに上演履歴のある舞台作品に挑戦するのは、慎吾にとっては初めての体験なのかも。

最初から、ハードルが高く設定されているのは、ツライのでは・・と思いつつ、いやでも、そのハードルは、ハットリくんやら、両さんやら、なんなら、蘇金やら、黒部やら、座頭市やら・・あげればキリが無いほど、沢山越えてきたハードルだし!

自分がTLSの時に書いた過去カテゴリを読むと、剛がリハーサル見に行ってたり、本番はジャニーさんが観に行ったりしていた。案外、忘れていることが多い。。(東京公演はフライヤーが無かったこととか)

TLSの時と、今回では、まるで違うと思うことがひとつ

TLSの時は、慎吾もそして、観に行くFANも、初めは半信半疑な感じ。疑心暗鬼な感じが大きくて。
舞台が幕を開けてから、楽しい、楽しい、楽しーーい!!
って、なっていったけど

今回は、初めから慎吾は楽しませる気満々マン、FANも何の疑う余地もなく、楽しませてもらえる♪と期待いっぱいで劇場に向おうとしてる気がします。

TLSの時は、ドキュメンタリーの要素があったけど(苦笑)、オーシャンズ11では、それはいらない!
とはいえ、舞台は日々揺れ動く、いきもののような存在。

自分がこれまでに観て、忘れられない舞台作品を観た時の昂揚感を思いかえすと
いつも素敵なセックスをした後のような、充足感に満たされていました。

息をつめて、相手の動きを穴があくほど見つめ
胸をえぐられるような言葉と、甘い言葉の両方があり
長い時間の中に緩急があり
そして、最後は我を忘れる

どんなダニー・オーシャンに会えるのかな。
今は、会える日を楽しみに待っています。

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ミシマダブル「わが友ヒットラー」「サド侯爵夫人」

期間;2/2(水)~3/2(水)
会場;シアターコクーン
演出;蜷川幸雄
作;三島由紀夫

原作の三島由紀夫のことは、いままで興味がなくて、一度も読んだことがなく。
しかし、2つの芝居を見終わって、どうして、こんなに、女性のことも、男性のことも判るんだ、この人は!
そんな気持ちになりました。

原作本の作者による解題に「自分だけは女性のことも、男性のことも描けるようになってやろう、とする、負けずギライ」という言葉がありましたが・・

「サド侯爵夫人」は女性特有のダメさに
「わが友ヒットラー」は男性特有のダメさに

思い切り詰め寄っている作品です。

上演時間はそれぞれが、3幕構成の3時間超
すこし前、日曜朝のTV番組「ボクらの時代」に蜷川幸雄、東山紀之、生田斗真が出演したとき
斗真の頬がゲッソリしているのを見て、ギョッとしたのですが、作品を観て、そりゃ、ゲッソリ痩せもするよね!と納得してしまいました。

最初に見たのは、わが友ヒットラー@3日ソワレ
前日、初日の演目が「サド」だったので、この日は「ヒットラー」の初日でした。

会場に入って気がついたのですが、座席がな・な・なんと最前列でした(もっと早く気が付こうよ>自分)

斗真が演じる、若き日のヒットラーが苦悩にあえいでいる姿は、大変・・エロテックでした!!
・・・ストーリーとまるで関係のない感想を申し上げてしまい、申し訳ない。

ストーリーは、若き日のヒットラー(生田斗真)とレーム(東山紀之)が、老練な大人2人(平幹二朗、木場勝己)に翻弄される若者として描かれています。
東山さんも、木場さんと並べば、若い青年そのものでした。

またヒットラーは文化系青年で、レームは体育会系青年
根本的にすれ違って、分かり合えてない(それに気がついているのはヒットラーの方だけ)の2人
レームの鈍感さとずうずうしさにイラついている、ヒットラー

怪物前夜とはいえ、身を削るようにして狂人を演じている斗真・・・
しかも、同時に上演しているのが、計算上手な小悪魔女子

大丈夫かっ!?
と思ってしまうのは、ヲタ的発想で。

俳優って凄い壮絶な仕事だな、と思います。


「ヒットラー」を2度目に観劇したのは、12日ソワレ
このときは、なんと最後列(極端ですね)

芝居が、本当に一番見やすいのは、7、8、9列目あたりのセンター付近、と言われていますし、自分もそうだと思うのですが、俯瞰で見て、届いてくるものもあると思ってます。
(劇中のクルップの台詞「あの人の演説は、表側から聞くよりも、裏側から聞く方が味がある」ではありませんが・・)

単純に、最前列では、俳優さんの息遣いや、立ち姿、ふとした手のしぐさ、などなど・・に心を奪われてしまって、目に入ってこなかったものが、いろいろと見えました。

劇作家が書いた、長々と情景を描く台詞
それを、俳優さんが滔々と語っていると、観客の目に、情景がありありと浮かんでくる瞬間があります。

1幕でヒットラーが、アドルスト鼠の話を語るとき、アルプスの峠で楽譜を風にまかせて手放してしまった話を語るとき
なんともいえない、心の中に沁みいってくるような感情が、あふれてきます。

終盤に激情をあわらにするヒットラーが素晴らしいのは、こんな繊細な芸術的な感情を持っている男なんだ、ということが、知れているからかもしれません。

あと、なんていうか、斗真のお声が好きです。
聞いていると、鼓膜がふるふると震えるのがわかります。(声が大きい、って意味じゃないよ・笑)

斗真FAN的に言うと、「サド侯爵夫人」よりも「わが友ヒットラー」の方が、見所が多いかもしれません。


「サド侯爵夫人」
こちらは女性登場人物を、全て男性が演じる、オールメールの作品

私の初見は、「ヒットラー」翌日の4日ソワレ
2度目は12日のマチネでした。
12日は、「サド侯爵夫人」→「わが友ヒットラー」と、マチソワしたのですが、座席が通路をまたいで隣の席でした。どちらも普通にローソンでとったのですが・・。偶然ですね。

一緒にマチソワした旦那は、「自分が男だからか、ヒットラーの話の方が面白く感じる」と言っていましたが、自分にとっては、「サド侯爵夫人」のストーリーの方が、イタイところをたくさん衝かれた感じがして、初見のときは、いてもたってもいられず、思わず、ツイッターで、まとまっていない感想を、つぶやきまくってしまいました。
(それを受け止めてくれた、wさん、いつもながら、ありがとう)

三島由紀夫が持っていた(だろう)、女性に対する、イジワルな見方が存分に描かれている感じです。
イテテ!イテテ!って感じ?
あーー、見たことあるよ!この感じ!しかも身内で!みたいな?

ルネ(東山)とモントレイユ夫人(平)の、世代格差の価値観が違うことによるバトル、なんて、まるで自分自身と母親のようで、見ていられないくらいです。

しかも、実は、ちょっと二人は似ている、っていうのがまた・・。
妹のアンヌ(生田)だけは、価値観違うんですよね・・

演出的には、歌舞伎で使われるような、拍子木の音が聞こえてきたり
あと、アンヌの退場などは、まるで、歌舞伎の女形のお姫様が舞台から去るときのようです
革命前夜のフランスが舞台ですが、マッチしていて面白い

ルネ(東山)はキレイ系、アンヌ(生田)はカワイイ系でした。
もっとうっとりしながら演じていただきたいのですが、ピンクのドレスをまとったアンヌさんが、自分の指先を眺めて、ネイルだか、指輪だかを確認しているところは、大変にかわいかったです☆

卑猥な言葉や描写が、ふんだんに出てくるのですが、あれは俳優さんはどんな気分なんですかね。
なんとなく、三島が観客を試して、楽しんでいたんじゃないか、とも思えたのですが・・

逆に、「ヒットラー」で、レームの台詞で男性を褒め称えるのは、三島の本心かなあ、と感じられてすがすがしいです。


まもなく、大規模修繕にとりかかり、長期休館になるシアターコクーンでの上演
コクーンは見易くて、開演を待っていると「今から芝居が始まる!!」っていうワクワクした期待感が膨らんでくる、すごく好きな劇場です。
改装前に、あそこに斗真が立っている姿が見れて嬉しかった。

東京公演は、折り返しを過ぎ・・
ジャニウェブで、東山さんが、ここからが勝負、というようなことをおっしゃっていました。

自分の観劇は、あとは、大千秋楽近くの大阪
それまでに、福岡のキャナルで森田剛くん主演の「金閣寺」を観てきます。
三島由紀夫の作品を一つでも観ることで、また違ったところが響くんじゃないかな、と
今から楽しみです。

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「K2」 11/4ソワレ、11/5ソワレ

世田谷パブリックシアターで上演中の「K2」を観てきました。

以下、ネタバレ在ります。ご注意ください。


堤真一が演じるハロルドは物理学者
草なぎ剛が演じるテイラーは地方検事補

物語の登場人物はこの二人だけ

下世話なことから、すごく深いことにまで、思いが及ぶ作品でした。

二人は登山家。プロではなくて、アマチュアの趣味で登山をしている。

物語の最初は、テイラーは賢く、勇敢な男なのかと思うが
じきに、未熟な男であることがわかる。

おそらく、自分の有能さを自分で証明したくて、山に登るタイプ。征服心があるというか・・
そうやって、いつも証明していないと、プライドが保てないような感じ・・

仕事では、自分が対面している犯罪者はクズ野郎だと罵ることで
恋愛では、女を動物がするように犯すことで
自分のプライドを保っている男。本当は自信がないことを隠して生きている。


ハロルドの登山に対する思いは全く違う

機械化が行過ぎている世の中でに嫌気が差していて
「山こそが、世界中で一番純粋な場所なんだ」と感じている


その考え方の違いは、
極限状態でテイラーから「山登りなんて、ただの気晴らしで、本当は好きじゃない。これは自分の人生じゃない」
という言葉になって出る。
(テイラーのその言葉に、ハロルドは落胆する。本物の登山家だと思っていたのに、と)

時として、ハロルドが、テイラーの父親に見えるような瞬間もありました。

すごく、下世話な感想を言うと、世を憂いて、ヒッピーにまで身をやつしたハロルドが、大切な嫁と出会って、幸せになれたのなら、山登りなんてしてちゃダメだよ~
と思ったり。

あ、でも「山ほど純粋な場所はない」とか、言っちゃうなんて、山にとり憑かれちゃってるね。だったら、仕方ないね・・
とか(笑)

深い話だと「起きていることを受け入れなければ」と、まるで、高僧が言うようなことを、ハロルドは言うわけです。
深いわー。


テイラーは、とにかく、自分、自分の人で。

1人で下山できる可能性があるから、行け、というハロルドの提案を拒否する、その理由が
「この先、自分は友を置いて降りた、ということを、思い出しながら生きるのが、惨めでつらいから」

だと。

どんだけ、自分、自分なのさ!お子ちゃまめーーー!

むきーーー!

そんな、テイラーが、ハロルドのある頼みを聞いて
「わかった」

と返事をして、1人で山を降りる決心をする・・


あの「わかった」は名セリフだと思います。

あの瞬間にテイラーは、自分のことしかない、お子ちゃまテイラーから、本当に友のことを考えられる、大人の男になったと思いました。


ストーリーが幾重にも解釈できて、しかも、自分と比較して感じることができるので、何度も観たくなる作品です。


4日は、友と一緒に観劇して、その後に、女子会的に(笑)語りに入ったのですが(剛FAN3人、慎吾FAN1人)

「しかし、何で山登りするかね?わかんねー」との発言に

「それはさー、うちらが、ライブに何度も行くのと一緒だよ。同じものを何回も観て楽しい?って言われても、楽しいじゃん?!だから、きっと、山登ってる人も最中には、なんか脳内で気持ち良くなるものが、放出されてるんだよ、きっと」

「んー、他人のことは言えない・・」


そんな、会話が繰り広げられました。


キャリアの違う、二人が繰り広げる演劇空間は、豊穣です。
また、もう一度、観に行きたいです。

※上記に書きました、セリフはうろ覚えで、正確ではないです。
今後、脚本をあたる機会がありましたら訂正致します。

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プレイガイド-コンビニ

剛くんの舞台「K2」先行予約のときに、あれこれありすぎて、プレイガイドとコンビニ端末の関係がわけわからなくなってきたので、一度整理してみました。

訂正or追記すべきことに気が付いた方がいらっしゃったらコメント欄で教えていただけましたら、幸いです。
※注;発売初日の店頭購入については、公演ごとに要確認!

■ぴあ■
〇店頭購入
・ぴあ店頭
・サークル・K・サンクス(カルワザステーション)
・セブンイレブン(マルチコピー機)
〇店頭引取
・ぴあ店頭
・サークル・K・サンクス
・セブンイレブン

■e+■
〇店頭購入
・ファミリーマート(Famiポート)
〇店頭引取
・ファミリーマート
・セブンイレブン

■CNプレイガイド■
〇店頭購入
・CN店頭
・ampm(CNぷれいBOX)※九州地区除く
〇店頭引取
・CN店頭
・セブンイレブン
・ampm

■ローソンチケット■
〇店頭購入
・ローソン(Loppi)
〇店頭引取
・ローソン

■セブンチケット■
〇店頭購入
・セブンイレブン(マルチコピー機)
〇店頭引取
・セブンイレブン

2010/11/9 一部改訂

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レビュー;「象」3/8ソワレ、「トークライクシンギング」3/5マチネ

「象」3/8ソワレ(作;別役実 演出;深津篤史 主催;新国立劇場 出演;稲垣吾郎 ほか)

上演される別役実の戯曲を見たのは、初めてでした。

一度観ただけでは、理解しきれないところも多くて、何回か観てやっといろいろと感じることができる作品だと思いました。

だけど、なんとなく、作品自体は、吾郎さんの雰囲気にすごく合っているように思いました。

歌人の俵万智さんがエッセイの中で
「演劇部員だったとき、別役実の作品を上演するのに、台詞の意味より、言葉の調子に酔いしれて、台詞を言い放っていた」
というようなことを書いているのを読んだことがありますが、そういうのとも違う作品だったと思います。
(俵さんが言っているのは、別役実のもっと、後の作品のことをだと思う)

インターネットで調べてわかったことはアニメ映画「銀河鉄道の夜」の脚本は別役実だそうなので、私がいままでにちゃんと観たことがある別役作品は、そのアニメだけです。
演劇ジャンルとしては「不条理劇」と呼ばれるものだそうです。

被爆者という立場になったことから、普通の人よりも、ずっと「死」を意識しながら、日々すごしている「病人」(大杉漣)
彼は、自分自身のことより、自分と周囲との関係にばかり、気持ちがとらわれている。

映画「人間失格」を観たときもそうだったのですが、3年前に亡くなった父親のことをぼんやり思い出しながら観ていました。

「人間失格」では葉蔵さんの着物を着た感じとか、甘えたちゃんのクセに皮肉屋な感じが、なんとなく父親とカブったのですが(父は母親と姉から溺愛されて育ったらしい。)
「象」では病人が、「そんな目で覗き込まないでくれ!」って叫ぶ台詞で、晩年、介護ベッド上でたくさんの人からいつも注意をはらわれていた状態で、父ももしかしたら、そんなことを思っていたかもしれない、なあ、なんて思いました。

こういう作品を観る、吾郎さんのFANってすごいわー。


「トークライクシンギング」3/5マチネ

チケットを取るときには、「千秋楽直前のマチネ公演。ダメそうな日!」とわざわざ選んで取ったのですが
(わざとユルそうな日・・たとえば、初日の次の日、とか、長期公演のちょうど真ん中ぐらい、とかに観に行って、言いたい放題を言いたい、っていう、すごいイジワル・笑)
実際、観に行く頃には、ターロウにめろんめろんでしたので、ありがたやーってなってました(笑)

たしか、ターロウブログによると、打ち上げの翌日公演だった・・と思います。
TLSのカンパニーがカウントダウンモードに入っていて・・並々ならぬ熱さを感じました。
だけど、やっぱり、いい感じのユルさがあって、楽しかった~

初日とか、ってやっぱり、キャストも客席も雰囲気がピリッとしてる・・じゃないですか?
それは、それでシャッキリした良さがありますが、こんな楽しい♪楽しい♪も良い~

ダイソン博士はいつも自由自在だと思っていましたが、この日はターロウもけっこう羽ばたいていました。
特に一番笑ったのが、「あいうえおの歌」のシーン、都道府県~「50州」のシーン。最高~

大好きなシーンがいっぱいで、これがみんな見納めかあ~と思いながら観ていました。

本当に楽しかったよね、TLS

今日、地下鉄で、赤坂駅を通過したのですが、このまえまで、この駅が、夢の世界への入り口だったのになーと思いながら、千代田線に乗っていました。

でも、もうすぐ、水道橋駅とかが、夢の世界への入り口になる日が、そう遠くない・・と信じたい。信じます。


公演期間中、バンドの方などがされているブログで、日々楽しい話題がつづられているらしい・・ことはなんとなくは知っていましたが、正直、ターロウブログでおなかいっぱい、胸もいっぱいの乙女ちゃんでそこまでチェックできませんでした。
それで、いまさら、後追いで、いろいろ読んでいます。

その中で、小西さんが書かれている文章が結構はあ、そうだったんだーって感じで面白かったので
もし興味があったら、ぜし

「レコード手帳。」のミュージカル特集

カーテンコールで「しょ~にちっ♪」ってターロウが歌った日が、ついこのあいだみたい。

TLSで、慎吾FANは、かなり潤った(気持ちが)・・がっ、他のメンバーのFANの方は、飢えも限界・・のはず
(吾郎さんFANは、舞台があるからいいのか・・)

今回、吾郎さんの舞台を観に行って、客席の雰囲気が、ぜんぜん違うな、って思ったの。

FANはタレントに似る、というけど、私は、自分で言うのもなんだけど、スマの中では、自分は吾郎ちゃんに一番近いと思います。

じゃあ、なんで慎吾FANなのさ?ってもう、こないだから、ずーっと、ずーっと考えていたのですが、
最近のおはスマとかストスマの慎吾のお声を聴いていて、なんとなくわかった

『ツボにはまってるときの慎吾の無敵な感じ』

これにいつもヤラれちゃってるんだわーーーっ、て気がつきました。

何年かに1度、すっごいことやらかしてくれるから、離れられないんだわ。

でも、もしも、あんまりいつもホームランばっかり打たれても、こちらの体が持たないので・・

今くらいのギャンブル周期が(笑)ちょうどいいです。。


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幸せになった♪

幸せになった♪

写真左の、レターサイズのフライヤーは、TLS NY公演のもの?
吾郎さんの「象」を新国立劇場に見にいったときに、もらってきました。
TBSが今年度新国立劇場をスポンサードしているらしく、TBS主催公演のチラシラックがあり、そこでGET
そういえば、日本公演はチラシなかったですね。(←今頃気がつく)

写真右は、平成7年~8年 JR品川駅すぐそばにあった専用劇場で上演していた、CATS千秋楽に配られた手ぬぐいです。

この頃、私は当時劇団四季のキャストだった山口正義さんにめろめろで、千秋楽のチケットは手に入らなかったのですが、劇場まで行ったんでした。
(あら?1214年前にも同じことしてたの?)

そのときのCATSは、すごく盛り上がって、私以外にも、同じように劇場前に来ているFANが20~30人いて・・するとなんと途中から、劇場のスタッフの方が外にいる私たちにもみえるように、モニターを外に持ってきてくれたのでした。

手ぬぐいは、チケットもなにも買ってない私たちにまで配られたんですよ。
ちょっとびっくりしましたが、粋な感じがしました。

その後、ほどなく、山口正義さんはキャストからスタッフ部門に移られ・・
私のミュージカルへの気持ちも、しゅるるっとシボんでしまったのでした。

もしあのまま、正義さんが現役だったら、今頃ミューヲタやっていたかもしれません(笑)


その正義さんが、今回TLSのボイストレーナーだと知ったのは、東京公演始まってしばらく経ってから。
あわてて、TVでオンエアされたメイキングを見たら、ちゃんと映っていました!

なんせ、CATSのあのメイクでしかお顔を見たことがほとんどなかったので、気をつけて見ないとわかりませんでした(笑)

やさしーい雰囲気は変わってない~、と思いましたが、やっぱり、ピカピカするまぶしいオーラ的なものは、消えていたような

まあ、だいぶ思い込みで書いています(苦笑)


ずっとTBSっ子だった慎吾も、これから映画プロモでは、フジテレちゃんのお仕事が増えるんでしょうか~
スマステで、座頭市特集とかやってほすぅい。

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三谷幸喜

慎吾とのお仕事は

連続ドラマ「合言葉は勇気」(大山忠志役)
シットコム「HR」(轟先生役)
大河ドラマ「新選組!」(近藤勇役)
映画「THE有頂天ホテル」(只野憲二役)

そして、今回の舞台「TALK LIKE SHINGING」

(他に、映画作品へのカメオ出演があり)

「TALK LIKE SHINGING」の設定を聞いたとき、最初に思い浮かべたのは
三谷さん作・演出、唐沢寿明主演「出口なし!」でした。

設定もなんとなく似ているし(「出口なし!」多重人格の青年を治療する話)
登場する役者も、TLSは4人、出口・・は3人で少人数

でも、出来上がったものは、まるで、まるで、異なるものでした。

三谷さんはNYでの記者会見で「僕は香取さんの困っている姿が見たくてこの設定になりました」というようなお話をされていましたが、それって、愛情の裏返しだなーと思いました。

前から、すこしだけ、不思議に感じているのは、三谷さんは、どうしてこんなに慎吾にこだわってくれるのだろう、ってこと。

もともと、三谷さんの主催していた劇団にいた役者はいわゆる「演技巧者」といわれるような方が多かったと思うので・・

慎吾とは真逆じゃないのかな、って。
(慎吾は、集中力、や直感のヒトだと思う)

ただ、ひとつだけ、心あたったのは・・
三谷さんが、ドラマ「振り返れば奴がいる」の脚本手がけていらしたとき
主演俳優が、企画やストーリーに積極的にかかわろうとする方で
それに、辟易した、とどこかで語っているのを読んだことがあったので・・

自分の指示を忠実に実現してくれる俳優が好きなのかなーとは思いました。
(慎吾は、指示にしたがって演じることこそが、自分の役目だ、とポジティブに言ってるよね?)

それにしても、三谷さんの慎吾への関わり方は深いよね
友曰く「お父さんみたい」って言ってましたが、本当にその領域だと思います。

しかし、このTLS
三谷さんは「僕たちの舞台」って言ってましたから・・

お父さんから、同志の関係に格上げかな?なんて(勝手に)思っています。


それとあと、ニモイ先生のキャラが、どこかの誰かとかぶっている・・
誰だっけ・・?と思っていたのですが、やっと思い出せました。

古畑任三郎で沢口靖子が演じていた犯人(「笑わない女」)のキャラクターとすこし似ているところがある気がします。
似てる、っていっても、ターロウに出会うまえの氷のニモイ先生のことですが・・

「笑わない女」は戒律の厳しい女子高の教師で、たしか、殺人の動機が、ルージュをひいた生徒を許せなかった、だったように記憶しています。

三谷さんの中で、必要以上とも思える程に、禁欲的でストイックな女性のイメージがなにか、あるんでしょうかね?

夫人は、ぜんぜん、そういうタイプとは思えませんが・・・

全然関係ありませんが、私、いままでに「小林聡美に似ている」って言われたことが何度かあります。
そういう意味では、案外三谷さんのストライクゾーンに入ってる?私?とか思ったり、思わなかったり。
はて。本当に蛇足です。失礼しました。

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師走です

なんだか、年の瀬とは思えないくらい暖かいですね。
これがもし、例年通りの寒さだったらなら、インフルエンザも、さらに流行拡大していたかも?とも思えるのですが、実際はどうなんでしょうか。

今日は、年末恒例のFNS歌謡祭 
去年は、SMAPの「スーパーモダンでアーティスティックなツアー」オーラスで、札幌に遠征して、規制退場でぞろぞろ歩きながら、ドームのUFOのなかにいるスマに手を振ったんでした・・
早いね、1年。
今年も、楽しく過ごせたことに、感謝・・

今年のFNSは、例年よりどんどんテンポよく曲の演奏をつなげている印象・・
特定のアーティストのFANじゃない人にとっては、この方が見やすいかも?

スマは、まさかのトップバッターでした。
オープニングで川端アナが「この方たちからですっ!」ってふったとき、本当は、スマが映る予定だったんだろうなあ(苦笑)

やっぱり、慎吾のお顔、好きだわぁ・・
バリ燃え兄やんも、変にカラ回ったりせず、カミカミマンでもなく、今のところ、落ち着いたダンディーさんだわ。
(「飛天の間は、僕にとって2年ぶり」を「僕にとって2年目」と言い間違えたくらい?)

おっ、NYCboysが歌ってる・・。あ、知念くんちょっと顔立ちが変わった?
まだ、子供だから、定まってない時期なのね

それにしても、FANの声援が、正しく黄色いなー。いいなー(笑)


スマはまだ、このあとも、登場するんだよね・・・・?
まあ、エンディングまでは、いないかもしれないけど・・・
(いたら嬉しいけど)

直近の予定では、5日の「人間失格」特典付き前売りが、熊本でも買えることがわかって、ほっと一安心。
斗真Ver.の原作本は、こちらの書店でも平積みでした~

あとは、来るべきTLS発売に備えて、できるかぎりの会員登録(ぴあとか、ローチケとか・・)したつもりですが、先行販売の情報が、全くつかめていないのは、私の情報収集不足ですか・・・?

あ!新橋演舞場でメイサが主演の「飛龍伝」のチケは、つかこうへいFANクラブにて、無事GETいたしました。
2月は、交通費たいへんだな~

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